Column

2020年6月10日
少しだけ通常コラムに 1

増えました。

(何が? 髪の毛?)

通勤電車の人の数です。

感染拡大以前の日常に戻りたい。
通勤ラッシュ以外は…。

そんな願いも虚しく
6月からあっさり戻った感じです。

赤く照らして心をブルーに染めた東京アラートも早々に解除するようです。
ここにきて都の対応もかなり迷走してますね。

もともと基準値が全く機能していない感じでしたからね。心は別モードに移ってしまったようです。

すでに、GW明けからは、緊急事態宣言もなし崩し的に解除されたような状況でしたからね。

もう、うやむや怪獣たちのあまたの拙策・愚策の果てに、政府も財政も、そして国民も誰も彼もが疲れ果てたと言ったところでしょうか。

うやむや怪獣1号まで、緊張が緩んで強盗キャンペーンとか滑らしてしまいましたからね。

少し緩むのは仕方ないかもしれませんが、こんな時にわざわざ高いお金払って異性の温もりを求めに行くというのは理解に苦しみますが。

(側から見ればタバコがやめられない私も同じ類なのでしょうが…。)

私も疲れました。
しかし、年齢的なリスクを考えると、感染対策は少しも緩められません。

いつまで続くのやら…。

明日は我が身で、まだまだ予断は許さないし、仕事も冗談を言えるような状況ではないですが、少なくともコラムは徐々に平常に戻そうと思います。

ここ二本、柄にもないタッチだったので、少し通常モードに戻します。

PCR検査はネガティブで。
気持ちはポジティブで!

今回のコロナ騒動、自分の出勤スタイルに合わせて中間報告的にざっくりと振り返ってみます。

「武漢で謎の肺炎患者」なんてニュースが数秒間流れた年初の頃は、私も含めほとんどの人が他人事でした。

その後、ダイヤモンドプリンセス号の集団感染を経て2月の末にはあっという間に深刻化。

そしてオリンピック延期を受け、3月25日、小池都知事が記者会見で発した言葉が「重大局面」。

続いて「オーバーシュート回避のために外出自粛」要請が出たわけです。

その時はすでに、
「俺の頭髪も重大局面?」
「俺の頭髪もオーバーシュートか?」
「濃厚接触? セクハラか?」
といった冗談も言えない程に感染が深刻化していたわけであります。

私も時短勤務に切り替えたのがこの頃でした。

4月に入ると緊急事態宣言を待たずに、一日置きの在宅勤務に。

今思えば、感染リスクの有無はさておき、この頃の通勤電車は快適でしたね。余裕で座れましたから。

それもひとシートごとにしか人が座っていないという都内の通勤電車では考えられない光景でした。

その後も日々感染は拡大し、記者会見のたびに言われたのが「これからの2週間が山」。

いったい幾つ “2週間の山” が連なったことでしょうか。もしかしたらこの後も “2週間の山” が連なっていき、そのうち “2週間の山脈” ができるかもしれません。

この頃は私のビビリもマックスに達していました。
同じ車両で咳をする人がいれば
全身に緊張が走り、
エレベーターでは息を止め、
帰宅したら買物した商品全て消毒し、
着ていた服はすぐに洗濯して、
シャワーを浴びてました。

この毎日がとにかく疲れたわけです。忙しく毎日残業していた時より精神的には何倍もキツかったように思います。

でも3ヶ月も続けていると慣れてくるものです。まさに「新たな行動習慣」。今もほぼ継続中です。

その間も医療崩壊した欧州、アメリカのパニック映画のような惨状や、日本でも大物芸能人がコロナで死亡といったニュースが流れ、不安は増大していきました。

アベノマスク(6/4我が家着)やIT担当大臣に腰を抜かしたことも。

GW明けからは仕事・会社の事情もあり、時差出勤は継続しながら毎日出勤していますが、ジワジワとコロナの影響は押し寄せてきている感じです。

持久戦の様相を呈してきました。猪木氏ではありませんが、元気でいればなんとかなるくらいの開き直りも少し必要かもしれませんね。

とりとめも無くなってきたのでこのへんで。

ではでは。