Column

2020年2月7日
ウンザリするほどの
長い前振り

さあ、お待ちかねタンホイザー!



今年は五輪イヤー。
皆さん、チケット当たりました?
これが中々当たらない。

五輪真弓のチケットなら
ほぼ当たるのだろうが。

私は、五輪チケットは外れたけど、
昨日、五厘刈りの中学生と
道路で当たった。

さて、
先月ライブに行ってきたことだし、
今回はいよいよ、

ついに、

満を持して、

甲斐バンドを大いに語りたい。

(え~甲斐バンド?)

と、その前に。
(でたよ。長いんだ、その前にが)


私世代の価値観や物差しでは
測れないことが多くなった現代社会。

コンプライアンス、
ハラスメント、
働き方改革…等々

悪徳者や鬼畜の撲滅という意味では、
良き方向に向かっていると思う反面、
面倒な世の中、
世知辛い世の中になったと嘆く
中高年も多いのでは。

例えば、最近よく耳にする
「それって○○ハラだよ」

大きな組織などでは日々
「ハラスメント気をつけなきゃ
いけないハラスメント」で
ストレスを溜めていることだろう

「あっ、髪型変えたんだ」が
セクハラなら、
すでに髪型を変えられない
私の頭頂部に向けられる視線も
セクハラではないか。

(甲斐バンドの話は?)

どうしたって数十人も集まれば、
普段から病的にデリカシーの
かけらのない人もいるし、
お酒が入るとデリカシーが
なくなる人がいるもの。

「あの人まじデリカシーないよね」
と言われる人が一人くらいないと、
それはそれで何のアクセントもなく
つまらないのかなと
思ったりもして…。

飲み会などで
場を盛り上げるという意味では、
多少のいじりや下ネタは
つきものだから。

いかなる状況でも
当たり障りのない言動に終始する…。
平和ではあるけど
面白味にかけるというかね…。

もちろん中傷や失言をする人間が
悪いケースがほとんどだけど、
受ける側にも問題があるケースも。

攻撃性や悪意剥き出しの
発言は問題だけど、
気遣い、優しさ、思いやり、
愛情の表現だったり
素直に言えない「照れ」による
発言だったりすることもある。

何でもかんでも過敏に
受け止めるのではなく、
そこは受ける側にもある程度の
度量とセンスが必要かと。

働き方改革も耳にしない日はない。

(えっ、甲斐バンドは?)

概ね賛成なんだけど、
前提があっての改革であって欲しい。

無理難題な命令、暴力は論外。
理不尽、不条理は無い方が良い。

ただ、

自分の役割と責任として受けた仕事が
間に合わない状況においては、
あるいは約束したクオリティーに
至ってなければ、何晩徹夜してでも、
いくらプライベートを犠牲にしてでも
やるべき。

それが「前提」、
それが「仕事」。

(ねえ、甲斐バンドは?)

役割と責任を果たした上で、
時間が取れれば毎日ノー残もOKだし、
休暇もバンバン取得すればいい。

休めるのに休みにくい空気、
帰れるのに帰りにくい空気は、
生産性も合理性もゼロだから。
(私の若い頃は当たり前だったが)。

責任を果たしていないのに
「働き方改革」を盾にする
頭でっかちが増えてさえいかなければ
大いに推進すべき。

(おい!甲斐バンドは?)

でも、

自分の反省と経験から思うのは、
若い時は、心が病まない
範囲であれば、
がむしゃらに仕事をした方が良い。

心身のギリギリまで
仕事をした方が良い。
無理ができるのも若い時だけ。

若い時しか仕事の筋力は
鍛えられないから。

もうね、

髪を振り乱して仕事した方が良い。
私は今や振り乱したくても
振り乱す髪がない。
振り乱せる髪があるうちに
振り乱しておくべき。

(そんなオチかよ)
(引っ張りすぎ)


とういうことで甲斐バンド。

(もういいよ!)

長くなりすぎたので、
本題の甲斐バンドは次回に。

私の次回ほど当てにならない
ものはないけど。

大丈夫。2月中にあげる。
(たぶん)

ではでは。