Column

2017年7月11日 夏眠して過ごしたい

あ、あ、暑い…。
35億!ならぬ35度!

ところで、ちっともウキウキしない雨期はどこへ行ったのか?
猛暑、猛暑で、もーしょーがない程の暑さが続いている。
(私の頭の中が、もーしょーがない)

大雨によって九州北部に甚大な被害をもたらしている一方で、
関東では水不足。東京では降水量がこの時期の平年の8%しかないとか。
どうかしている。
あと2ヶ月、果たしてこの殺人的な暑さを乗り切れるのか?

ここまで暑いと、もう私には7月と8月は要らない。
その分早く歳をとってもかまわない。
このふた月はスキップして1年は10ヶ月で良い。
もしくはクマの冬眠ならぬ、カタツムリのように夏眠して過ごせないものか。

今や夏の東京は熱帯雨林気候。まさにコンクリートジャングル。
熱帯雨林気候の人、スーツ着て通勤電車に乗って仕事などしていない。
(私はスーツ着ないが)

東京五輪も返上した方がいいかも。
選手も観客も死人が出る。

私が小学生の頃は、真夏でも日中30度超えたら大騒ぎだった。
今や30度程度では涼しく感じでしまうくらいだ。

果たしてこの暑さ、中年会社員にとって何のメリットがあるだろうか。

ただでさえ加齢臭が気になるのに、汗みどろになればより体臭も気になる。
人のことは言えないがラッシュの車両、
おじさん達の加齢臭と体臭で、めまいがする。

体力は奪われ、
寝苦しく、
電気代は跳ね上がり、
虫が湧き、
食べ物も早く傷む。

女性だって、化粧崩れや
紫外線対策、無駄毛処理とか面倒なことばかりではないか?

中学、高校時代、夏の部活がキツかった記憶も
私の中で夏のイメージを悪くしている。

メリットはビールが美味いくらいか?
いや、実はビールも冬の暖房の効いた
乾燥した部屋で飲む方が美味かったりする。

海、山、川などアウトドア派の夏好きな人には申し訳ないが、
はっきりと声を大にして、一言。
「私は夏が嫌いだー!」
だから夏のイメージの強いサ◯◯とかチュー◯といったバンドの曲も好きになれない。

さて、さて、
ウィンブルドンの話。

全仏のマレー戦の話が長すぎると不評だったので、短めに。

錦織は、三回戦でアグートに敗れた。
いろいろと敗因はあるだろうけど、
一言で言えばちょっとしたスランプ。

テニス自体は悪くはない。

ただ、優位に試合を進めていても、
ポイントやセットを「取りきれない」
試合を「勝ちきれない」。

度重なる故障に加え、結果も伴ってこないから
ストレスも相当溜まっているだろう。

ブレイクした2014年の翌15年にも 似たようなスランプがあった。

ただ、昨年はキャリア最高の成績を残している。
好不調の波が1年置きに来ているだけの話。

ピッチャーも、1年置きに好不調の波が来る人が多い。
調子が良いと自ずと試合数も増え、疲労が溜まる。
その疲労が抜けきれないまま、次のシーズンを迎え不調に陥る。
異次元のビッグ4以外は、みんなそんなもんだから。

来年は、きっとやってくれるだろう。